枕草子

    【枕草子】
    断片的に書きためたものが1010年以降にまとめられたのではないかとされる。梨壷の五人の一人、清原元輔の娘、清少納言の作。長短さまざまな約300段から成るが、半分以上は「物尽くし」と呼ばれる「~もの」から始まる。その他、日記的なもの、自然描写的なものと三種類に分けられる。述語を省いたり短く区切ることの多い文体は独特、明快で観察は知的で鋭く、『源氏物語』の「あはれ」の文学理念に対し、「をかし」と呼ぶことができる。随筆文学の先駆として、後世の随筆文学に多大な 影響を与えた。

     









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